
大野寺 ~ 西光寺 ~ 仏隆寺 の 枝垂れ桜

朝、目が覚めると、暖かいものの雲の多いどんより空・・・
どうする? どうする? と、慌てて桜で有名な宇陀市へ・・・
樹齢300年の小糸しだれ桜の古木2本と紅しだれ桜10本で
有名な大野寺へ・・・
宇陀川をはさんだ対岸にある弥勒磨崖仏
高さ約30mの大岩壁に、岩壁を高さ13.8mにわたって光背形に掘り窪め
その中を平滑に仕上げた上で
像高11.5mの弥勒仏立像が線画で刻まれています。
興福寺の僧・雅縁の発願により、承元元年(1207年)から制作が開始され
同3年に後鳥羽上皇臨席のもと開眼供養が行われたそうです・・・
今日も、お弁当やお菓子を持って
ベストポジションでお昼です💛
ママぁぁぁぁ~
ココ、おじいちゃんが来たいって言ってたトコでチよ
今度は、おじいちゃん、誘うでチ
縁起良いトコで撮って欲しいでチよぉぉ~
きっと、ココ、パワースポットやで
僕、いろいろ守ってもらわなな
境内の樹齢300年の小糸枝垂桜・・・
満開?見頃は少し過ぎていますが、やはり物凄いパワーです
この2本・・・
境内からの弥勒磨崖仏が真正面で拝めるお堂・・・
ココからだと、いよいよ重々しく霊験新たかな感じがします
樹齢300年でチよぉぉぉ
ちく、枝垂れ桜の精みたいでチ
ちく、枝垂れ桜の精みたいでチ
なんや、枝垂れ桜に包まれてポカポカする感じがするでぇぇ~
まだ充分見応えのある「紅枝垂れ桜」
他にも、獅子頭の椿、雪柳、山吹、連翹、石楠花、花蘇芳、木蓮、水仙も咲いています
それから、少し狭い道を通って
「城之山桜」と呼ばれる、やはり樹齢300年の枝垂れ桜で有名な「西光寺」へ
下の臨時駐車場に止めて、暫してくてく・・・
小高い山の中腹にあるので、見下ろすと山々のところどころに桜が咲き
なんとも、同じ奈良県とは思えないほどの景色です・・・
「大野寺の枝垂れ桜」の親木とも伝えられている「城之山桜」
生憎の曇り空で、風に揺れる度に降り注ぐオーラがお伝えできなくて残念・・・
城之山桜は、おそらく根を守る為でしょう、近くに寄れないので
その後ろのソメイヨシノで記念撮影・・・
ココは、山の方やからやろか
ソメイヨシノ、家の方のと違ってまだまだ綺麗やねわぁ~
そして、今だ満開を見たことのない「仏隆寺」へ・・・
今日は、「千年桜のお花見会」だとかで交通規制がかかり
駐車場から仏隆寺までの送迎バスも長蛇の列
仕方なく、約2kmの坂道を
COCOパパはちくわを、COCOママはCOCOを
半分の約1kmは抱っこで登っていきます・・・
正直重いし辛いですが、途中の桜やこういう「道しるべ」にも気が付き
それなりに楽しめます・・・
てくてく、てくてく、やっと到着(笑)
この桜は、 山桜とエドヒガンの交配種「望月桜(モチヅキザクラ)」なんだとか・・・
根周7.7m、樹高16m の 樹齢1000年と言われている奈良県下最大最古の桜「仏隆寺の千年桜」
その千年桜の幹部分
山門に続く197段の石段を覆いかぶさるように咲く桜・・・
覆いかぶさってくる桜に、COCOも見上げます・・・
うわぁぁぁぁぁ
こんなに凄いって、前はわからんかったなぁ~
境内の枝垂れ桜
樹齢約450年の「長十郎」梨の原木
境内では、来年もCOCOちく皆揃って元気に桜を見に来れるようお願いしました
そろそろ帰ろうと思ってはいるのですが
このなんとも言えない幻想的な姿に、なかなか階段を下りる足が進まないCOCOママ・・・
COCOも、神妙に思い巡る事があるようで・・・
この桜は、約1000年もの間、多くの人々の祈りや願いを聞き続けてきた事でしょう
桜は今どのような思いで、この時代を生きる私たちを見つめているのでしょうか
私が桜だったら、どんな気持ちかな・・・
ふと、複雑な思いで1000年と言う時の流れを、大きな歴史上の事件等を絡めて考えます
きっと1000年間共通の願いは「平和」と「安息」
なぁ~んて思いつつ、振り返りパチリ♫
新しく植えられたであろう、若い桜に守られている「千年桜」
ちくは、ちょっと歩き疲れたようです・・・
COCOより若いのに、どうしたことでしょう(笑)
COCOは、何故か「なにか思う人」?的な表情・・・
少し、人間的に言うと感受性が強いのでしょう・・・
帰りは、送迎バスに乗れました
バス初体験のちく・・・
眠気も一気に飛んだようで、わくわく顔(笑)
ちく、バスの振動に苦手でチけど
高いトコから見下ろせるのは楽しいでチねぇぇ~
高いトコから見下ろせるのは楽しいでチねぇぇ~
先週のソメイヨシノに引き続き
今週も、予定通り「枝垂れ桜」を満喫できました
来週は、八重桜でしょうか? (笑)